2025/06/11 | カテゴリー:院長ブログ
正しい姿勢とは
こんにちは!
いのうえ整骨院〜K’sリカバリー鍼灸整体院〜です
本日は姿勢とは何かと言う話です。
「姿勢を正しなさい」「良い姿勢をとってください」
よく聞くフレーズですが
そもそも「良い姿勢」とは、どんな状態でしょうか
「良い姿勢」には、漠然としたイメージはあっても、
明確に答えは無いかと思っています。
ただ、「姿勢が悪い」はあると思っていまして、
であれば、その対立する位置にあるのが「良い姿勢」なのかもしれないですね。
姿勢は「真っ直ぐな状態」だけが良いとは言えないでしょう。
そもそも人間の脊柱は生理的湾曲と言って
元々S字のカーブを描いており、真っ直ぐではありません。
そして、「姿勢が真っ直ぐでは無い=ダメ」
というのはエビデンスレベルは低いかと思います。
姿勢は時、環境、心情、体の受容器の状態…
など様々な要因で変化すると思っています。
なので、あらゆる場面や環境に応じて、柔軟に姿勢を変えることができると言うのは、1つ「良い姿勢」
と言えるかどうかのキーになると思います。
余談ですが、当院に来られる患者様には
AIを使って、姿勢の分析を行います。
分析から、猫背、反り腰、ヘッドフォワード、フラットバック… と姿勢の状態を把握しております。
姿勢を決める要素について話します
姿勢をどれだけ良くする意識をしても
結局気がつくと元の姿勢に戻ってしまっている
こんな悩みありませんか?
実は姿勢を作る要素は3つあります。
①体性感覚 70%
②前庭覚 20%
③視覚 10%
という内訳です。
なので、この3つの要素のどれかひとつが上手く機能出来ていなければ、姿勢は崩れてしまいます。
なので、姿勢改善をしたい場合
上記の3つの要素が全て、上手く機能するように
していく必要があります。
当院では、姿勢の評価、アプローチをしていく中で、単に筋肉が硬いからストレッチ、筋肉が弱いから筋トレではなく
理論に基づき、機能低下している筋肉、視覚、前庭などに多方面からアプローチをし、また、セルフケアのトレーニングやストレッチ方法も指導いたします。
上記①~③の感覚に関してはまた後日詳しく書いてみようと思います。
まとめると
・姿勢は「真っ直ぐな状態」=良いでは無い。
・場面、環境に応じて、柔軟に姿勢を変化させられるようにしたい。
・姿勢は体性感覚、前庭覚、視覚の3つの要素が絡み合って構成される。
山梨県甲府市伊勢2-12-17
いのうえ整骨院
K’sリカバリー鍼灸整体院鍼灸整体院