交感神経と副交感神経の状態をシッカリと測定することは大切です!|山梨県甲府市のいのうえ整骨院

代表施術者:厚生労働省認可 柔道整復師 井上一仁

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交感神経と副交感神経の状態をシッカリと測定することは大切です!

2021/02/18 | カテゴリー:院長ブログ

皆さん、こんにちは!

 

 

 

 

 

いのうえ整骨院に設置している自律神経やストレス状態、

 

 

 

血管年齢を測定するナノパルスで計測すると

 

測定した結果がプリントアウトされます。

 

皆様の色々な体の情報が本当によく見えてくるケースは多々あります。

 

現在のストレス社会では

 

ご自身に降りかかっているストレスや日々蓄積される

 

ストレスについて気になっている人は多いと思われます。

 

赤LF(Low Frequency)は

 

相対的な低周波成分から交感神経と副交感神経の緊張状況を

 

同時に反映するが主には交感神経の緊張状態の指標を表します。

 

LFは精神的ストレスに関連するので、

 

疲労状態でLFは低下してしまいます。

 

交感神経が過緊張状態になりやすい人では

 

LF値が変動しやすいと言えます。

 

また、LF領域内の極低周波数とVLFは

 

心臓に関連する交感神経の働きだけでなく

 

血管の働きや体温調節機能の関係が考えられます。

 

夜、睡眠時呼吸の遅い人は

 

副交感神経活動によるLFの増加がみられます

 

青HF(High Frequency)は高周波領域で、

 

呼吸活動に関連があります。

 

呼吸や心拍の変化に関連があって、

 

Respiratory(呼吸器)の領域と考えられるHFでは

 

呼吸が遅く、深い場合に通常高値となる。

 

HFは副交感神経(迷走神経)の状態を見ていきます。

 

HFは心臓の安定性に関連があると考えられます。

 

HFが低値では持続的なストレスや不安や恐怖、

 

悩み等があると考えられます。

 

気苦労の多い人や

 

心臓疾患をお持ちの人は低い値となる場合が多くあります。

 

健康状態の大人ではHFは昼間は減少して、夜に増加します。

 

HFが副交感神経の活動に関係していることを

 

考えると人間が活動している時にはHFの活動は下がり、

 

夜休息状態に近くなるにつれて

 

HFの活動が上がってくることは自然の原理と言えます。

 

痛みがある人では

 

夜、通常のHFの活動が上がってくる状態よりも

 

よりHFの増加が顕著になる傾向があるようです。

 

これもHFの活動が上げて、

 

深い睡眠をとれるようにして、痛みや疲労回復に作用する

 

成長ホルモンを効率的に代謝するために必要な作用と言えます。

 

HFの活動の減少、つまり副交感神経の働きの減少は

 

老化によって年々減ってしまうこともあります。

 

人によっては「年を取ってから夜眠れなくなってしまった。」

 

というのはHFの活動の減少が考えられます

 

LF/ HFのバランスよい働きが人間の元気・健康には重要です。

 

交感神経/副交感神経の比率

 

normalizedLF & normalizedHFを

 

表しているグラフです。(normalized:正規化)

 

交感神経/副交感神経を

 

全体で10とした時のLF(交感神経):HF(副交感神経)の

 

割合を表しています。

 

LF(交感神経):HF(副交感神経)が

 

6:4/5:5/4:6くらいの状態を保てることが

 

健康な自律神経の状態と考えられます。

 

【自律神経の各器官・臓器に及ぼす働き】

「感動の涙」「悔し泣き」「うれし泣き」

 

そして、「悲しい涙」であっても涙は

 

「副交感神経」の活動によって分泌されます。

 

映画やスポーツなどで感動して涙することは

 

自律神経にとっても良い影響を及ぼします。

 

「楽しく食事をする」ことは酵素成分の多い唾液の分泌につながります。

 

食事の消化吸収を促します。

 

楽しくゆったりと食事できる環境づくり心がけたいものです。

 

腸の働きにも交感神経が働くと抑制がかかり(上腸管膜神経節)

 

副交感神経では促進されます(迷走神経・骨盤内蔵神経)

 

交感神経が副腎に働くと

 

アドレナリンの分泌が促進されます。(大内蔵神経)

 

腎臓に交感神経が働き掛けると

 

血圧を上昇させるホルモンであるレニン分泌を促進します。

 

このように人間の身体機能に大切なバランスを

 

つかさどる自律神経の働きはとても大切です。

 

ナノパルスの測定では

 

グラフのHRV(Heart Rate Variability:心拍変異度)から

 

肉体的ストレス・精神的ストレス・ストレス対処能力・

 

自律神経調整能力・疲労度・心臓安定度を

 

観察することができます。

 

このグラフに表される波線が

 

健康な人ほど大きな波線になり、疾病・ストレスの多い人は

 

小さな波線になります。

 

その波線の標準的偏差を赤線で表しますが、

 

2つの赤線の幅が大きいと健康を意味し、

 

幅が狭くあらわされる人は

 

ストレス状態や健康を崩していることが考えられます。

 

肉体的ストレスは文字通り、

 

肉体のストレスを表しますが、

 

ストレスが蓄積されると高くなる傾向にあります。

 

精神的ストレスも文字通り

 

精神的ストレスになりますが

 

昨日・今日のストレス状態を表す指標にもなります。

 

肉体的ストレス・精神的ストレスはグラフの

 

「やや多い」以上が蓄積された

 

ストレス状態・直近のストレス状態が高いことを表します。

 

棒線が長いほどストレスが多いという事を表しています。

 

ストレス対処能力では内外ストレスに対して、

 

「いかに対処できるか?」の指標となります。

 

自律神経調整能力は交感神経が

 

しっかり活動すると気に働き、

 

副交感神経が活動するべき時に働いて、

 

自律神経の調性能力がバランスとれているかを見ていきます。

 

棒線が長いほどストレス対処、

 

自律神経調整能力が高いことを表します。

 

疲労度は文字通り「心体の疲労度」という事になりますが

 

肉体的ストレス(蓄積されたストレス)や

 

自律神経の副交感神経の活動と深く関係してくるので

 

肉体的ストレス、副交感神経の比率が高い場合に

 

疲労度としては高く表示されます。

 

心臓安定度は波線のギザギザが規則正しい場合、

 

その波線の高低がしっかりしている心臓安定度は良いとされます。

 

※波線が小さい・規則正しくない・棒線上はよくない

 

心臓安定度は良くないと判定されます。

 

その場のストレスに対して

 

しっかりと自律神経を活動できる場合は

 

波線の高低がしっかりと

 

ギザギザが規則正しく通常でも

 

動いていることが望ましい状態と言えます。

 

自律神経測定をナノパルスで行うと

 

「ストレス指数」が表示されます。

 

このストレス指数は50を一番良い状態と考えます。

 

ストレスがMAXかかった状態が

 

100となります。(超ストレス状態)

 

では?0が

 

最もストレスがかからない良い状態と言えるかというと

 

50以下は弛緩状態(やる気が起きない)という状態を表し、

 

0では極度の弛緩状態となってしまい、

 

よい状態とは言えません。

 

人間には適度なストレスが必要です。

 

今の便利な日常、治安のよい日本ではでは考えられませんが、

 

大昔の生活や日本以外で生活をしていると

 

常に危険にさらされることが考えられます。

 

大昔では動物などに襲われたり、

 

治安の悪いところでは身の危険にさらされたり・・・など

 

このような事態に備えるためには「闘争・逃走ホルモン」といわれる

 

アドレナリンやノルアドレナリンを分泌して

 

身の危険から自分を守らないといけません。

 

しかし、「ストレス指数」が~0という

 

極度な弛緩状態である場合では、

 

活動しないといけない場面でも

 

アドレナリンやノルアドレナリンというような

 

神経伝達物質が分泌されにくい状態と言えます。

 

人間が活動していくのに体・心共に活動 しにくい状態となります。

 

一方、「ストレス指数」が~100という状態では

 

超ストレス状態を表します。

 

これも超ストレス状態が「闘争・逃走状態」と考えると

 

常に戦闘態勢・ 闘争体制にいると考えられるので

 

常に体・心は緊張状態になってしまいます。

 

ではこの「ストレス指数」が

 

どのくらいまでがよいのか?と考えると

 

50をちょうどよい数字として

 

40~60くらいの状態で毎日の生活を送れると良いと思います。

 

ストレス状態と一言で言っても

 

交感神経の活動が高い状態や

 

副交感神経の活動が高い状態では

 

その対応法も違う事は当然と言えます。

 

いのうえ整骨院では「ストレス指数」は

 

あくまで患者様にわかりやすい指標として、

 

交感神経・副交感神経の比率、

 

交感神経、副交感神経の働き、

 

冷え、ホルモンバランス等を診ながら、

 

その人の状態によって生じる症状にアプローチしていきます。

 

このような測定もしないで

 

「自律神経のバランスが崩れている。」とか言って

 

ただ腰や首をモミモミするような施術はいけません!

 

自律神経のバランスが崩れている事と

 

腰や肩をもむことや

 

体のゆがみを矯正することが

 

何を意味して行うのか?

 

意味のないことをしてもバランスは整いません。

 

自律神経測定ナノパルスでは

 

3分間の測定の中で1分間の中で起こり得る

 

最高心拍数、最低心拍数

 

そして、その方の3分間の中で計測された

 

心拍数から平均心拍数を割り出します。

 

また、心拍数の大きすぎる変動(異常な心拍数の変動)を表します。

 

異常心拍数が5以上では

 

異常心拍数過多となり、正確な自律神経測定ができません。

 

平均心拍数の正常値は成人女性で65~75、

 

成人男性では60~70といわれます。

 

健康な人でも心臓の拍動は常に同じリズムで

 

拍動しているわけではありません。

 

むしろその時の環境変化で拍動の間隔を早くしたり、

 

遅くしたり調節できている方が

 

健康的な心拍変異と言えます。

 

心拍数を多くすることは自律神経の交感神経が活動して行います。

 

逆に少なくすることは副交感神経が活動して行っていきます。

 

人間の自律神経の良好な状態は

 

その場の環境の変化を敏感に察知して

 

交感神経/副交感神経をスイッチできる状態が良い状態と言えます。

 

心拍数が正常より多い状態では

 

体にストレスがかかっていることが考えられます。

 

また、正常より心拍数が少ない場合には身体の機能が

 

全体的に低下していることも考えられます。

 

ただ、いのうえ整骨院に来院される人の中にも

 

マラソンを趣味でしている人や

 

サッカーなどの走るスポーツに打ち込んでいる人は

 

身体機能に問題がなくても

 

心拍数が正常よりも少ない人は多く見受けられます。

 

いわゆるスポーツ心臓という方たちには

 

正常より心拍数が少ない状態がみられます。

 

一番下の異常心拍は心臓の働きが不均等で

 

不整脈がある人では不整脈数が

 

それこそ何十回も乱れる人もいますが

 

通常は測定時にくしゃみをしたときなどは

 

1~2の異常心拍を認めます。

 

逆に指先で計測してもそれだけ正確な数値を

 

はじき出せるという事にもなります。

 

この異常心拍はダッシュを繰り返すような

 

激しいスポーツを行っている人でも

 

不整脈のように乱れることもあります。

 

いのうえ整骨院で

 

この平均心拍数・最高心拍数・最低心拍数・異常心拍を

 

表すグラフの中で最高心拍数-最低心拍数も

 

1つの指標としてとらえています。

 

最高心拍数-最低心拍数が15以上あれば

 

ストレス対処能力や自律神経調整能力が

 

すぐに低下していくことはないと考えます。

 

逆に高心拍数-最低心拍数が14以下になってしまうと

 

ストレス対処能力や自律神経調整能力が

 

低下傾向になってきていることの指標となり、

 

体調を崩したり、健康状態に問題が生じてしまうことも考えられます。

 

 

いのうえ整骨院では自律神経失調症やストレスによる不調に対して、

 

その心体の不調の原因が心体のどこが根本的原因であるのか?を

 

詳細に突き止めながらその症状に合った治療を心がけています。

 

原因のわからない不調でお困りの人は御気軽に御相談ください。

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